うめ先生のブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

我が子をSIDSから守りたい!SIDSを防ぐ8つのポイント

我が子にしても、お預かりしている赤ちゃんにしても、

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どうにも心配でたまらなくなることが一つあります。
それは・・・

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初めてSIDSについて知ったのは、保育科で乳児保育を学び始めてすぐのことだったと思います。

いまだ原因が究明されていないこと、何の予兆もなく突然起こることをとても怖く感じました。

 

このブログを読んでいる方のほとんどはSIDSをご存知だと思いますが、保育を学び始めたばかりの学生さんなど、まだご存知ない方はこちらをみて下さい。
NPO法人SIDS家族の会のHPです。他にも様々なサイトがありますがとても細かくSIDSについて説明して下さっています。)

 

0歳児担任中、午睡チェックは毎回緊張感を持って行っていました。

(※午睡に限らず睡眠に入ると常にチェックをします。)

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そして母になり思ったこと・・・。

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長女は産まれてそのままNICUに入院(極低出生体重児だった)となったため、長男次男の母子同室はとても嬉しく思った一方で、やはりつきまとうSIDSへの不安。

 

新生児なのに睡眠中チェックしなくて大丈夫なの!?

私が一緒に寝ている間にSIDSを起こすことはないの!?

 

産後の不安定な精神状態(誰しも産後はホルモンバランスの激しい乱れが起こります。)も相まって不安心配のピークに。

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家族や友人には「心配しすぎ〜!」「過保護〜!」と笑われますが保育園在職中に、

SIDSで担任していたクラスの子どもを亡くされた保育士の先生とSIDS家族の会の方のお話を伺ったことがあり、その影響もあるのだと思います。

 

そうは言っても園の子どもたちをみるのとは違い、我が子の睡眠を5分置きにチェックすることは出来ません。

そこで改めてSIDSを防ぐためにすべきことを当事者の方のお話を元に考えて実践しているのでシェアしたいと思います。

 

我が子をSIDSから守りたい!

SIDSを防ぐ8つのポイント

SIDS啓発ポスターなどをみる機会があるでしょうか?

そこにはSIDSを防ぐための3つのポイントがよく書かれています。

 

1仰向けで寝かせる

SIDSの発症は、赤ちゃんをうつぶせに寝かせているときに増加する傾向にあると言われています。*1などにより医師からうつぶせ寝を勧められたとき以外は、出来る限り仰向けで寝かせます。

 

余談ですが私の歳の離れた妹が産まれた頃、頭の形をよくするためにと言うことでうつぶせ寝が流行っていたようです。当時中学生だったので私も寝かしつけをするなどお世話をしていましたが、うつぶせで寝かせるようにしていました。

保育科に入りSIDSについて学んだとき、そのことを思い出してゾッとしました。

 

2受動喫煙をさせない

タバコはSIDSの大きな危険因子と言われています。*2

妊娠中の喫煙をしないだけでなく、同居している家族や友人などに喫煙者がいる場合は同じ空間で喫煙しないよう協力を仰ぎましょう!

 

私自身喫煙はしたことがないのですが、妊娠中や現在のように乳児を抱えていると歩きタバコやコンビニ前での喫煙がとても気になります。

一方で飲食店は禁煙や分煙のお店が増えているので有難いです。

 

3なるべく母乳育児をする

母乳育児の赤ちゃんの方が、ミルクで育てられている赤ちゃんよりもSIDSの発症率は低いことがわかっていると言われています。*3

母乳による免疫力の向上や口腔の発達、授乳回数が増えることで抱っこの機会が増えることが理由ではないかと考えられているそうです。

ただし、ミルクがSIDSを発症する要因ではないので神経質にならなくていいとも言われています。

 

実は私、産後すぐに腎盂腎炎を起こしまして。(よく罹患するのですが)

抗生剤を飲まなければならない関係で予定よりも早くミルクへ移行することになってしまいました。ミルクにはミルクの利点がたくさんありますが、SIDSを防ぐことや免疫力の向上を考えると神経質ではないものの正直、我が子に申し訳ない気持ちにはなってしまいました。

 

 

上記3つがよく言われているSIDSを防ぐポイントです。

厚生労働省のHPにも上記の3つが書かれています。

ですが実際にSIDSでお子さんを亡くされた方々の声を聴くとまだ他にも注意出来ることがあることがわかったので追加してお伝えしますね。

 

4赤ちゃんを一人にしない

まだ寝返り前の赤ちゃんが健やかによく眠っているからといって一人にはしない方がいいです。赤ちゃんを置いて外出したり、別室で眠ったりしてしまうと呼吸の変化や思わぬ事故(窒息など)に気付けません。

「これくらい大丈夫だろう」という気の緩みでSIDSや思わぬ事故がもし起きたら?

悔やんでも悔みきれないと思います。

そばにいることで防げることがあるのならそばにいたいと私は思います。

 

5赤ちゃんをあたため過ぎない

寒い時期になると「寒いんじゃないか」「冷えているんじゃないか」と心配になりますよね。特に親が冷え症で自身が寒く感じると、子も寒いのではないかと思うものです。

私も極度の冷え症で冬場は電気毛布必須なんですが、産後は使っていません。

子を寝かせている場所の近くに温湿度計を置いて、自分の体感ではなく温度や湿度をしっかりみて寒いかどうかの判断をするようにしています。

 

実はお話を伺った当事者の方がまさにこの「あたため過ぎ」が原因でSIDSを引き起こしたのではないかと推定されていて、床暖房やホットカーペット、電気毛布を赤ちゃんに使うことは避けた方がいいとおっしゃっていたのが印象に残っています。

厚生労働省研究班報告書*4では、赤ちゃんを布団や着衣であたためるより部屋全体をあたためた方がSIDSの発生率は低いことが示されています。

 

6寝具に注意する

赤ちゃんが寝るベッドや寝具を気をつけます。

具体的にお伝えすると・・・

・敷布団は硬めのもの、掛け布団は軽いものにする。

・掛け布団やタオルが顔にかからないようにする。

・枕は使わない。

・顔や布団の周囲に物を置かない。(ぬいぐるみやおしゃぶりのひも、ビニール、タオルなど)

・午前睡などの短い睡眠でもソファなどの簡易的な場所に寝かさない。

 

ベビーベッドに寝かせると柵にぶつけるのではないかとクッションやぬいぐるみでガードしている方がいるようですが危険だと思います。(SIDSというか窒息の要因になりますね。)

専用のベッドガードを使うようにしたいですね。

また月齢が上がって来ると周囲にあるものを掴んだり口に持って行ったりするようになります。ですがまだうまく手を使えないのでタオルやガーゼなどを周辺に起き忘れないように気をつけています。

 

7添い寝は気を付ける

米国小児学会は、親と同じ寝室で、別のベッドで寝かせることを推奨しています。*5

添い寝による事故が指摘されているんですね。

でも日本では添い寝をする家庭が多いのではないかと思います。産院でも赤ちゃんの心の安定や母親の体力温存のために勧められることすらあります。

 

同じ寝室でベビーベッドに寝かせることが可能ならそれがいいかもしれませんが、私は自分の体力的な問題(帝王切開でしんどかった、、)で添い寝するようになり、今でも継続しています。

そばで寝ているときと離れて家事や作業をしている時では、そばにいる方が断然長く寝てくれるので添い寝が、子の心の安定になっていることがよくわかります。

また息遣いなどをそばで感じ取れるので、発熱など体調の変化にもすぐ気付くことができることは添い寝のメリットだと思います。

ただ米国小児学会で発表されているくらいですから、危険が伴うこともまた事実として受け止めています。

 

添い寝で私が注意している方法・・・

・同じベッドで寝ていても密着はしない。(母乳の方は難しいかもしれません。)

・掛け布団を同じものにしない。(冷え症の私が無意識に子の顔に掛け布団をかけないように。)

・自分と子の頭の位置を揃える。(上記と同じく顔に布団を掛けてしまわないようにするため。)

 

私はとても冷え症なので、無意識に布団を口元まで引き上げ包まって眠る癖があります。その引き上げた布団が子の顔に被さると危険なのでそうならないよう気をつけているわけですが、そのように自分の就寝時の癖を知っておくと対策が立てやすいと思います。

 

8必ずさわって確認する

これは保育施設でも実践している方法ですね。

実際に赤ちゃんをさわって問題がないか確認します。

離れたところからの確認では「よく眠っている」のか「呼吸していない」のか判断がつきにくいのではないでしょうか。(呼吸していない赤ちゃんに出会ったことはないので推定ですが)

 

我が子のことになると特に「よく眠っているんだろう」「大丈夫に違いない」と過信しがちです。お預かりしている赤ちゃんのように5分間隔で確認する必要はないと思いますが、一緒に眠っている時以外はこまめにさわって確認することをおすすめします。

私は寝息が聞こえてこない時などは特に気をつけて、そっと子の胸に手を置いて呼吸の確認をしています。

 

 

まとめ

SIDSでクラスの子どもを亡くした保育士さんの話を聞いた時、とにかくショックでした。

「どうして防げなかったのか」と深く深くご自分を責めていらっしゃいましたし、「こうすればよかった、ああすればよかった」という後悔は一生拭えないだろうと思います。

 

SIDSへの心配を口にしたり、上にまとめた対策を実践していると「なんて過保護な!」と本当によく笑われます。

でもその小さな用心をしなかったばかりに最悪のことが起きたら?

私はとても耐えられそうにありません。

毎日のちょっとした配慮で最悪のことを防げるなら笑われてもいいです。

 

この8つの対策は家庭用です。

赤ちゃんを迎えた、あるいはこれから迎えるパパやママの参考になったら幸いです。

 

そしてこの記事を読んで下さったあなたが保育者なら・・・

SIDSのことはきっと耳にタコだと思います。

でも今一度ご自身の園の午睡チェックを振り返ってみて下さい。

本当に本当にきちんと行われていますか?

 

もしも、もしも午睡チェックに不備や問題があるようなら・・・

それを改革すべきはあなたです!

お預かりしている赤ちゃんを守るのはあなたです!

(どうかブラックに負けないで)

 

 

最後に先述した保育士さんが最後に言った言葉を添えておきます。

「とにかくさわって確認を!」

 

 

 

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*1:厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について

*2:厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について

*3:厚生労働省「乳幼児突然死症候群(SIDS)について

*4:厚生労働省研究班報告書

*5:米国小児学会による発表