うめ先生の保育士ブログ

「子どもを集める」のではなく「子どもが集まる」保育をしよう!

年上の後輩は人生の先輩であることを忘れない!

後輩指導に悩む先輩保育士さんからの相談はとても多いのですが、

こんな相談もありました。

 

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後輩=年下というわけではありませんね。

他園から転職して来た先生や一般企業から転職して来た方もいるでしょう。

また中には保育士試験を頑張って受け、保育の道に飛び込んで来た方もいることと思います。

時に自分よりすごく年上の方が後輩ということもあり得るというわけです。

 

そんな「年上の後輩への指導をどうしたらいいのか」「どう接したらいいのか」との相談は少なくありません。

言葉遣いから指導内容までどうしたらいいのかわからない(気を遣う!!)という状況になることは想像がつくので、今回はうめ先生流「年上の後輩との関わり方」をお伝えします。

 

うめ先生年上の後輩との関わり方

 

その1 「後輩」と思わない

確かに自分より後に園に入って来たのであれば、後輩です。

ですが、その方が年上であれば間違いなく人生においては先輩です。

そう思えば、自然と敬う気持ちが出てくると思います。

言葉遣いも自ずと敬語になるでしょう。

相手を尊重する気持ちも出てきますね。

 

その2  相手の経験を把握し考慮する

他園での保育経験はあるのか、どんな特技があるのか、

育児経験はあるのか、どんな社会経験があるのか。

保育や業務に役立つ経験があれば尊重します。

 

成人したばかり、社会人になったばかりの新人さんと同じように扱うべきではないですね。

1から10説明するよりも「わからないことがあったら何でも聞いて下さいね」というスタンスでいたほうがいいかもしれません。

 

また相手の経験を頼ることも大事だと思います。

保護者としての気持ちをきいてみるとか、PCの使い方でわからないことがあれば教えてもらうとか、「相手の得意で自分の不得意」は協力し合えるチャンスですよ。

「指導しなくちゃ!」という概念から外れ、「教えを請う」という視点でいましょう。

 

その3  相手のプライドを大切にする

これは年下の後輩が相手でも気をつけて欲しいことです。

無闇に人前で叱ったり小言を言ったりしないこと。

保育の仕事は人で溢れています。

子ども達の前で、保護者の前で、他の職員の前で、叱ったり注意したりする必要はないはずです。(咄嗟の余程の出来事のときは別です。)

また、他の人と比較するようなこともやめましょう。同期の先生と比べたり、同じ年齢の先生と比べたりすることは、嫌な気持ちしか生みません。

 

その4  伝えるべきことは柔らかく伝える

「年上の後輩をどう指導したらいいか」

私は正直、年上の方に対して「指導する」という言葉を用いることもおこがましさを感じてしまいます。(私個人の意見です。)

ですが、どうしても伝えなければならないことや教えなければならないこともあると思います。

そんなときは物腰を柔らかくして伝えましょう。

言葉のチョイスもそうですし、話し方や表情に誠意を込めるようにすることです。

 

また伝えなければならない内容によっては、園長先生や主任先生を介して伝えてもらうことも手段のひとつです。

例えば身だしなみであったり、プライベートに掛かること(SNSでの問題やプライベートでの保護者関係など)は年下の者から言うよりも園長先生や主任先生に任せたほうがスムーズに飲み込めることだと思います。

 

その5  関係がうまくいかないときは自分を見直す

「年上の後輩との関係がうまくいかない」

そんなときは自分の立ち居振る舞いを見直すチャンスです。

接し方や言葉に相手を不快にさせる何かがないか。

自分の心に相手を見下したり、奢り高ぶったりする気持ちがないか。

冷静に自分を見つめましょう。

 

その6  それでもどうしてもうまくいかないとき

相手への敬意を持ち、相手を尊重し、気をつけて関わっているのに。

自分自身の在り方も正しくしているのに。

それでもどうしてもうまくいかないことがあります。

それは、相手との間に誤解が生まれているときや相手自身に問題があるときなどです。

そんなときは迷わず園長先生や主任先生に相談しましょう。

違った視野で見てもらうことで解決に繋がることもあります。

 

その7  「後輩」でなくても同じ!立場の違う先生に対して

保育園で勤めているとこのような状況、頻繁にあります。

例えば直接的に「後輩」という立場ではなくても、保育園では正規職員・臨時職員・日々代替(パート)と働き方がそれぞれ違います。

クラスの責任を持つ正規職員の方が若く、保育のサポートに回ることの多い臨時職員の方が年上ということも多いのです。

保育を主導する先生が若く、サポートする先生が年上というその状況も、「年上の後輩との関わり方」を思い出して欲しいです。

 

保育を主導する立場にいるということで自分の方が立場が上だと勘違いしてしまう先生がいます。それは間違いです。働き方の種類が違うだけなのです。

もちろん責任は主導する保育士の方が大きいと思います。

ですがそれだけのことであって、主導保育士が偉いというわけではないのです。

物事を指図する立場であっても、顎で使うような物言いになっていないか、して頂いたことに対して、その都度感謝を伝えているか。

いつも自分を振り返るようにしたいですね。

 

まとめ

私は6つの幼稚園保育園で、様々な働き方をしました。

たった一人でクラスを動かしたこともありますし、

年上の後輩もいましたし、自分が年上の後輩になったこともありました。

自分より経験が明らかに多い先輩保育士たちが臨時職員として、私が主導するクラスを支えてくれたこともありました。

そうした中で学んだことは結局「自分の在り方を正しく」ということと「相手を知り尊重する」ということなのです。

 

相手の立場が「後輩」であったり「パートさん」であっても、保育のことやクラスのことをたくさん相談し「教えを請う」という姿勢を持つことで関係が円滑だったのだと思います。

振り返ればたくさんたくさん助けてもらいましたし、育ててもらいました。

 

「あの先生にはどんな言い方で相談するといいんですかね?」

「ままごとのエプロン作りたいんですけど、どうしたら簡単に出来ますか?」

「帰ってからの家事、どうしたら素早く終わるんですかね?」

 

この記事を書きながら、お一人お一人のお顔が浮かびます。

保育や子ども達のこと以外まで、たくさんお世話になりました。

今の私があるのはそんな先生方のおかげなのです。

 

「どう接していいかわからない」

なんてもったいないです!

せっかく出会ったんですから。

ご縁があったんですから。

自分から歩み寄って、よい関係を作っていって下さいね。