うめ先生の保育士ブログ

子どもたち一人一人を笑顔にする方法、教えます☆

一対一の関わりをするためのポイント 保育士一人では対応出来ませんよ

こんなご相談が来ました。

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クラスの子どもがお兄ちゃんやお姉ちゃんになることって、どの年齢の担任をしていてもありますよね。

弟や妹が出来るということはとても喜ばしいことですが、子どもにとっては大変に複雑な出来事です。それはその子どもに元々兄や姉がいたとしても同じです。

これまでは自分が一身に愛を注がれていたのに、その愛を注がれる存在がもう一人現れるのですから不安や淋しさ、どうしたらいいかわからないもどかしさが生じるのは当然のことですよね。

もちろん中には、持って産まれた性格や心の発達、家庭の状況、親子の関係性によってあまり変化がない子どももいますし、嬉しくてたまらない、喜びの方が大きいという子どももいます。

ですが弟や妹が誕生する前、ママの妊娠中から不安定になる子どもも多いです。(不思議なことにママが妊娠に気付く少し前から様子に変化の出る子どももいますね。)

 

さて、こんな境遇により不安定になる子どもへの保育者の対応と言えば、

家庭での様子を聞きながら、

家庭と連携して、

一対一の関わりを大切にして、

子どもの気持ちに寄り添って、

などが浮かぶことと思います。

 

ですが、

「一対一の関わりを大切にしたい」けれどクラスの子どもはたくさんいるのにどうしたらいいの??と、ご相談者さんと同じように戸惑っている先生もいるかもしれませんね。

今回はきょうだい児が出来た子どもへの対応ではなく、そのような状況から個別への関わりを重視するときのポイントをお伝えします。

 

一対一の関わりをするためのポイント

1 自分一人で抱え込まない!

これは保育をする上でとても大切なことです!

「一対一の関わり」、その「一」というのは当然対象の子どものことですが、対する「一」は必ずしもあなたではありません。

保育はチームで行うのです。もちろん園(保育園幼稚園子ども園いずれも)にはクラスという概念がありますし、担任があなた一人のこともあるでしょう。

ですが、園でその子どもを育てるのはあなただけではないはずです。複数担任であれば言うまでもありませんし、そうでなくてもあなたが休みや研修のときにカバーしてくれる先生がいて、隣のクラスの先生がいて、フリーという立場で臨機応変に対応してくれる先生もいるでしょう。そして主任先生や園長先生もいますね。それらの先生たちみんなで子どもを育てているんです。

個別での関わりを重視したいときはまずそのことを知っていてください。

2 状況を他の職員にも連絡し、相談する

1でお話しした通り、その子どもと関わるのはあなただけではありませんから、園の先生方みんなに状況を知ってもらわなければなりません。

たまたますぐに職員会議があるのなら職員会議で、なければ日々の連絡会(ミーティングなど園によって呼称は違うと思います。)で周知させましょう。

状況を簡潔に伝える必要はありますが、対応に困っているときはどう関わるべきかしっかり相談もしましょう。

状況を知らせるだけではなく、どのように関わっていくかをしっかり話し合っておくことで、どの先生が対応しても一貫した関わりが出来るようになります。

 

また、「この子どもと一対一でじっくり関わりたい」という自分の考えも伝えるべきです。そういった関わりが必要であると職員全体で一致したら、みんなでその状況を作り出すことが出来ます。

園長先生や主任先生がなるべくクラスに顔を出して手伝ってくれるかもしれないし、フリーの先生がしばらくクラスに入れるようにしてくれるかもしれません。

あなたがその子どもと個別で関われないときは、個別で関われそうな先生に託したり、逆にあなたがその子どもと関わる間、クラスを他の先生に任せたり。

やり方は色々あります。

3 状況の把握や記録、保護者への伝達は自分が責任を持つ

そうやって園の職員みんなでその子どもへの対応をしていったとしても状況の把握はしっかり行いましょう。他の先生が個別で関わってくれたときはお礼とともに「どうでしたか?変わった様子ありましたか?」と尋ねるようにしましょう。もちろんその記録は担任の仕事です。どのような関わりをしたのか、そのときの様子はどうであったか、どのような変化があるか、など記録に残していきます。

そして保護者への伝達も主に担任がしますね。(園長や主任がすることもあります。)

「園では毎日泣いています、裸足で園庭に出て泣くこともあります。」なんて事実だけ伝えられたら保護者の胸は痛むばかりです。こんな様子が見られているから園ではこんな風に関わってみていますよ。そうするとこうですよ。と、心配な点だけでなくしっかり関わっていることを伝えたいですね。

これは余談になりますが、保護者の心配が子どもへ伝播し余計に不安定になることもあります。逆に保護者がほっと安心することで子どもも落ち着くことがあります。個別対応が必要な子どもは、その保護者との関わりも通常以上に丁寧に寄り添っていく必要があります。

4 普段から円滑な職員関係を築いておく

最初に保育はチームでするのだと書きました。書きましたが、それは職員同士の良い関係性があった上で行えることです。

日頃から困っている先生を助けたり、手伝ったり、些細なことを相談し合える関係を築いておくといいですね。

保育者は子どもの様子を予想しながら保育案を立てていますが、いつも予想通りに子どもが動くとは限りません。普段特別な配慮を要さない子どもが今日突然不安定で泣いてばかり・・・なんてこともあるのです。

そんな突然の状況で「連絡会で先生たちに相談して・・・それから個別で関わって・・・」なんてやってられないこともあるんです。そんなときは臨機応変に「主任先生~~、ちょっと助けて欲しいです・・・!!」とヘルプを出せる関係を築いておくことが出来たら、それは自分を助けることにもなりますし、子どもへの救いになることもあります。困ったときに、「手伝って欲しいけど、手伝ってなんてこわくて言えない」なんて自分個人の事情で取れるはずの方法が取れなくなるのはもったいないです。

是非日頃からの円滑な職員関係を目指して下さい。

(それが一番難しいやないかーい!という方もいるかもしれませんが、そういう方のためのアドバイスはまたいつか・・・)

◎うめ先生の経験

今回は個別対応の具体的方法ではなく、個別対応をするための方法(取り組み方)を書きました。ご相談者さんからのメッセージはクラスの年齢も人数も、担任数も、幼稚園なのか保育園なのかも書かれていませんでしたので、どんな状況でも当てはめられるように書いたつもりです。

 

個別の対応が必要な子どもがいても、私たち保育者がみなければならないのは一人じゃない。その子どもだけじゃない。どの子どもも同じように大事なんですよね。

だからこそ「こんなときどうしたらその子のためになるんだろう、その子との時間を作ってあげられるだろう」と悩んでいたのだと思います。(わかりますよ~)

 

新任の頃の私は何でも一人でしなければならないと勘違いしていました。

幼稚園4歳児31名。一人担任、補助なし。

毎日毎日泣いてくる子どもがいても、ご相談者さんのケースのようにきょうだい児の誕生で不安定になる子どもがいても、自分一人で何とかしなければならないのだと思い込み、泣いている子どもを抱っこしたまま他の子どもに絵本を読んだり、製作を進めたりしていました。大間違いですよね。笑

泣いて抱っこされている子どもはその絵本が見れていないし、製作も出来ないんです。個別への関わりをしたい、でもクラスの保育もしなければならない。その頃の私が精一杯考えた保育でした。

あの頃の子どもたちに謝りたいですよ~。もっといい方法があったよね~、と今でも悔やんでいます。

 

その後あらゆる園で経験を重ね、「保育はチームで行うんだ。」と理解出来てからは、ゆとりを持って子どもたちと関われるようになりました。

その様子は過去に記事に書いていますね。↓

www.hoikushiouen.com

 

一人の保育者がみる子どもの数は一人ではありません。一対一の関わりを密に行おうと思ったら一人では無理です。無理に一人で対応しようとすると新人時代の私のように、子どもに皺寄せが行くことになりかねません。

一人一人の子どもたち(個別対応が必要な子も、そうでない子も)を大事にするために、私たち保育者は一人であってはならないのですよ。

どうかそのことを知っていて下さいね。

 

 

 

 

 

 

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