うめ先生の保育士ブログ

子どもたち一人一人を笑顔にする方法、教えます☆

【追記有り】保育をみる目を正しく養う方法

NETやSNSにはたくさんの保育情報が溢れています。

下のイラストを見てください。

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これらの保育正しいですか?

保育をする上で私たち保育士は、「子ども一人一人にどう育って欲しいか」というねらいを立てて保育するわけですが、正直これらの保育にはそういったねらいが立てられているとは思えません。

 

ですが、実はこれ、とあるSNSで紹介され勧めれていたものなんです。

 NETやSNSでも保育への知識を深めようと勉強する姿は素晴らしいことですが、その情報が正しいとは限らないんですね。

他にも時折頂くご相談で、「先輩に教えられた保育にしっくり来ない」「先輩がそう言うなら自分が間違っているのだろうか」というものがあります。先輩から学ぶ姿勢は大切ですが、時に先輩が間違っているということもある・・・と言うことを我々は知っておかなければなりません。

 

私たち保育士(幼稚園教諭)は有資格者として、子ども達一人一人の為に正しく保育をみる目を養い実践する必要があります。

保育をみる目を正しく養うためにはどうしたらいいか。

一番確実な方法をお伝えしますね。

それは・・・

 

保育所保育指針を読み理解することです。

(または幼稚園教育要領)

 

「ん?この保育合ってるかな?」と迷った時には開いて欲しいし、日頃からしっかり読んで理解しておくことで「いやいや、その保育間違ってますよ」と自信を持って正しい判断が出来るようになります。

 

溢れるほどの保育書籍が出回っているわけですが、保育者にとっての一番礎となることが書かれているのは保育所保育指針であり幼稚園教育要領です。

改定されたので解説書なども今たくさん売られていますね。中にはわかりやすいようマンガ化した解説書も見かけました。

 

写真やイラストいっぱいで見やすい保育雑誌を見ることは楽しいですし、NETやSNSで情報を得ることは手段として手軽ですがそれだけではなく、保育所保育指針や幼稚園教育要領はいつも開く習慣をつけたいですね。

 

保育士現役時代に行った数々の保育研修で気付いたんですが、どの講師の先生方も保育所保育指針を机上に置いているんですね。その指針は明らかに何度もページをめくったであろう跡がありました。そしてたくさんの付箋が貼られ、マーカーが引かれていました。

講師の先生方でさえ、日々そうして指針を読み研鑽されているんですよね。

 だからあなたも、保育所保育指針をしっかり読んで理解しましょう。もちろん私も読んでいますよ。

 

(ちなみに正しい保育の中でも保育観の違いにより、保育者同士がぶつかることもあります。それはいいんです。話し合い、意見をすり合わせていけばいいんですよ。)

 

そしてね、

「保育案の立て方がわからない~」

「保育案を立てるためのお勧めの本教えて下さい」

というご相談も多いんですが、そういう方もまずは保育所保育指針読みましょう!

 

今回は何度も何度も「保育所保育指針」と言いましたが、とにかく

日頃から保育所保育指針!

迷ったら保育所保育指針!!

で日々研鑽していきましょう☆

(幼稚園教諭のみなさんは幼稚園教育要領ね)

 

子ども達のために。

保育をみる目を養うために。 

 

【追記】

「なぜカウントを取る行為や競争させる保育がだめなんですか?」というコメントが思いのほか来たので追記しますね。

 

なぜその保育が良くないのか。

質問者さんは保育者あるいは保育学生だと思うので、ちょっと厳しい言い方になりますが・・・

「だからサ。保育所保育指針、理解するまで読もうよ。」

読んで理解したらおのずと答えは出ると思うんですよ。

質問の前、反論の前にまずは自分の保育の見直しと思って指針をもう一度見てください。私も今でもそうしていますよ。

 

子どもって不思議で「5・4・3・2・・・・」ってカウントするとバタバタと慌てますよね。そして競争も大好きで、片付けなんかしたくなくても「よーいどん!」なんて言われると張り切っちゃう。

(そうは言っても、その緊迫感に激しく緊張したり動揺する子どももいます。集団として見ず、子ども一人一人の気持ちをしっかり見てください。)

 

だけどちょっと待ってくださいよ。そうやってカウントで急かす、競争で急かすことにどんな意図があり、どんなねらいがあるんでしょうか?

早くあつまって欲しいとか早く片付けて欲しいとか、そんな保育者側の都合になっていませんか?

 

数字への興味を促したいならば、急かすアイテムとして数字を使うのではなくて他にいくらでもやり方がありますよね。いろんなやり方があるのにわざわざ急かす方法を取る必要はありませんね。

イラストでは片付けを例にあげましたが、競争を楽しむことをしたいのであればそういった保育案を立てればいいのです。わざわざ片付けを競争にする必要はないですよね?片付けを競争にすることで片付けることの意味や丁寧に片付けることの大切さ、子ども達に伝わるでしょうか?

そもそも「子どもが主体的に活動すること」が保育の前提なのに、カウントダウンや競争で間に合わせたところで、そこに子どもの主体性は芽生えているでしょうか。

 

もちろん就学前の子ども達には就学後の生活を想定して「この時間までにこうしようね」という集団に合わせる練習をすることはあると思います。これはねらいがあっての活動ですよね。

ですがそれとカウントダウンや競争で急かすことには結びつかないと思います。

 

また、他にも「じゃあどう指導すればいいの?」というコメントもありましたが「どう指導するか」と考えるのではなく、環境構成や保育者の関わり方、言葉掛けを工夫することで子どもの成長は促すことが出来ます。またその工夫次第で、保育者主体ではなく子ども主体のやり方にすることが出来ます。そのための保育技術はまた勉強が必要ですね。

 

今日の記事を見て「保育所保育指針を読んで理解しよう」という点でなく、最初の「それって正しい保育ですか?」のイラストが腑に落ちなかったあなた。

あなたこそ保育所保育指針(あるいは幼稚園教育要領)を読むべきです。